ショパンのワルツOp.64-1は「小犬のワルツ」それとも「子犬のワルツ」?

こんにちは♪

昨日のレッスンでのこと。
ショパンのワルツOp.64-1は「小犬のワルツ」か「子犬のワルツ」どっちが正しいの?
という生徒さんからの質問。

そう言われてみればそうだなぁと思いました。
「小犬」それとも「子犬」・・・
みんさんはどちらを思い浮かべますか?

 

ワルツOp.64-1 ショパン

ショパンが36歳から37歳の時に作曲されたこのワルツは「こいぬのワルツ」と呼ばれていて、誰もが一度は耳にしたことのある有名な曲です。

「こいぬのワルツ」は、ショパンの恋人だったジョルジュ・サンドが飼っていた「こいぬ」が自分のしっぽを追いかけてくるくると回っている様子を見て作曲されたといわれています。
侯爵(マルキ)という名前の白いこいぬだったそうです。

 

そこで調べてみました。

「こいぬのワルツ」でインターネットで検索してみると、「小犬のワルツ」「子犬のワルツ」両方出てきました。
私が持っている音楽中辞典や音楽作品名辞典、楽曲に関する本などを見てみると全て「小犬のワルツ」となっていました。
やはり正しいのは「小犬のワルツ」の方かもしれませんね。
もう少しだけ調べてみました。

 

私が思い描いていたイメージ

私が思う”自分のしっぽを追いかけてくるくる回る”という動作は、生まれて間もないまだよちよち歩きの犬、もしくは子どもの犬が自分のしっぽで遊んでいるというイメージです。
私の家で飼っている成犬の犬にはこのような仕草は見られません。

でも、調べてみると自分のしっぽを追いかけてくるくる回る動作は犬の年齢に関係なく起こる動作だということが分かりました。
成犬にもこのような動作は起こるんですね。

 

「小犬」と「子犬」の違いとは?

「こいぬ」の意味をインターネットで検索すると、「小犬・子犬」と一緒になっていて、「小さい犬、また犬の子。いぬころ」となっていて、使い分けについては載っていませんでした。
ちなみに国語辞典には「小犬」「子犬」自体が載っていませんでした。

 

広辞苑で調べてみると。
こちらも使い分けが載っていませんでした。

こいぬ(小犬・子犬)・・・小さい犬。犬の子。いぬころ。

広辞苑 / 岩波書店より

 

使い分けは?
きっと文字の通りだと思うのですが・・・
ありました!

「小犬」・・・小さな犬。成犬になっても大きくならない種類の犬。犬の子を言う場合は「子犬」の字を当てる。

動植物ことば辞典 / 東京堂出版より

 

インターネット検索や、広辞苑で調べた限りでは使い分けまでは確認できませんでしたが、動植物ことば辞典には使い分けが書いてありました。
ちょっと、話がそれますが「動植物ことば辞典」って、みなさんご存じでしたか?
私は、初めてでした。
実は、図書館に行って見つけました。

 

もう一つ分かったこと

ショパンのワルツOp.64-1は「こいぬのワルツ」という愛称がついているのですが、これはフランス語で「Valse du Petit Chien」(小さな犬のワルツ)と訳すそうです。

Petit(プティ)とは小さいという意味の他に、「小型」のという意味があることから、やはり子どもの犬を表す「子犬」ではなく成犬になっても大きくならない犬、すなわち小型犬をあらわす「小犬」なのだと思います。
あくまでも私が調べた限りで思ったことなので、絶対とは言えませんがショパンのワルツOp.64-1の愛称は「小犬のワルツ」かな・・・と。
もしくは、そんなに難しく考えなくてもどちらの表記でも良いとされているのか。
それとも、いまだどちらとも解決していないのか。

 

最後に。
ここまで調べると、では犬種はなんだったのかな?
先ほど、「白い犬」と言いましたが他にも説があるかもしれないし、このマルキという名前の犬の他にも違った名前の犬がいたというのも聞いたことがあります。

ん~
また時間があるときに調べてみたいと思います。

最後まで読んでくださりありがとうございました。

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