ピアノの演奏中、曲のことだけに集中するには

こんにちは♪

”ピアノ日記” を見てくださっている皆様。
いつもありがとうございます。

”ピアノ日記” を読んでくださっている方から質問をいただきました。
”演奏中には何を考えて弾くのか、考えないで曲に集中するにはどうしたら良いのか”

今日のテーマとしてお話ししたいと思います。

 

ピアノの練習に集中することができる時間帯

集中力。
これは本番のステージの上だけではなく、普段の練習でも必要なものです。
そして、自分とって最適な時間帯に練習することによってその集中力はさらに高まると思います。

一日の中で集中することができる時間は○時が良い、とかよく言ったりしますよね。
例えば、食事の後は眠くなったりするので集中力が弱まる。
これは大半の人がそうだと思うのですが、そういったことを除いた時間帯で集中できる時間帯というのは、人によって様々だと思います。

ピアノに限らずなのですが、例えば ”本を読むのに一番落ち着いて読めるのは就寝前” など、何かをする時に自分にとって最適な時間帯、落ち着く時間だったり集中できる時間というのがあるかもしれません。

ピアノの練習もいろいろな時間でしてみて、練習に集中できたかどうかを簡単にメモなどに残しておき、それをもとに自分にとって最適な落ち着く時間、集中できる時間というのを見つけていくのもいいかもしれませんね。

同じピアノをやっている友人と自分の練習する時間帯について話をしたことがあります。
私は午前からお昼過ぎにかけての時間帯に練習をします。
ところが、その友人は生徒さんのレッスンが終わった後、夜に練習するほうが集中できるそうです。
(完全防音完備とのことで、夜中まで弾くそうです。)

「へぇ~そうなんだ~私は夜は絶対無理だなぁ~」と私が言うと、
「私は午前は絶対に集中できない~」と友人。
全く正反対なことに、二人で笑っていました。

友人は生徒さんとのレッスンで気分が高まり、生徒さんのレッスンが終わった後にすぐに自分の練習に入るのがベストなのだそうです。
私はその正反対で、その日の生徒さんのレッスンをし終わると、もう自分の練習をするパワーは残っていません。
なので生徒さんのレッスンが終わった後の夜に、自分の練習をすることはまずありません。
仮にピアノの前に座ったとしても、たぶん集中することができず一曲タラタラと弾いて終わってしまいそうです(笑)

 

ピアノの練習とは

そもそも ”ピアノの練習” とは、どういった内容のものを言うのでしょうか。

以前に投稿した記事
”ピアノを練習する時間はどれくらいしたら良いのか? 上達する練習の仕方とは?”

の、記事でも書いていますが、練習 というのは、”たとえ少しでも何かしら収穫を得ることがあって初めて練習と言う” のだと思います。

ピアノの演奏には気をつけなければならないことがたくさんあります。
新しい譜面を手にしてからその曲が完成に至るまでにはいろんな過程があり、それぞれの過程で練習の仕方は様々です。
ついている先生にアドバイスを受けたことを実践してみたり、自分で練習の仕方を工夫してみたり、曲の捉え方や考え方など、試行錯誤しながら一曲を仕上げていきます。
ちょっと余談なのですが、私はこの仕上がるまでの過程がとても楽しくて好きです。

例えばそんな様々な過程を経ながら練習をコツコツと積み重ねてきて一つの曲が完成に近づき、暗譜で最後まで通して弾く練習をしていたとします。
この時には、どんなことを考えて演奏しているでしょうか。

メロディーをよく歌い、全体の強弱に気をつけながら伴奏とのバランスをよく聴き・・・

こんなことを考えながら演奏するのではないでしょうか。

でも、音を間違えてしまった。
暗譜していたはずの音を忘れてしまった。

こういった場合はとても残念ですが、またコツコツの練習にもどるしかありません。
少し厳しい言い方になるかもしれませんが、これは自分では覚えている ”つもり” でも、”そうではなかった” ということです。
私自身、こうなった時にいつも自分に言っていることです。
そしてまた試行錯誤し、コツコツの練習の中で新しい発見をすると楽しくなります。

ここで注意したいのが、できていると思っていたところを間違えたり、分からなくなってしまった時には、その都度必ず原因を考え、放置しないことです。
指使いが間違っていたのか、フレーズのとり方が良くなかったのか、音量のバランスの問題なのか、フレーズからフレーズへ移るタイミングが悪かったのか・・・
一つ一つ原因を探っていき、違和感なく演奏できるようになるまで諦めない事です。

自分が目指そうとしている ”音楽” が自由に表現できるようになるまで練習を続けるということは、そんなに簡単にできることではありません。
大切なのはそこで諦めてしまうか、それでも試行錯誤しながらコツコツ続けていくかに分かれると思います。

どんなこともいつかできるようになるということを信じて、いつも試行錯誤しながら練習を続けていくと少しずつ自分の理想に近づいていけると私は信じています。

理想は・・・
何も考えなくても、例えば全然違う他事を考えてしまったとしても指が動きを覚えていてくれて、自然と奏でてくれる。

そうなってくれるような練習を心がけることが大切なのかなと思います。

そんなことをいとも簡単にできるかのようにサクッと言っている私自身も、できていないことの方が多いです。
それでも、諦めてしまったらそこで終わりです。
自分の力を信じて、焦らずにコツコツがんばることですね。

 

どうしても集中できない時には思い切りも必要!

自分の思い描いている理想に近づくためには、ピアノの練習は丁寧にすることが大切です。
忙しい毎日の中、ピアノの練習のために作る時間はとても貴重な時間。
その貴重な時間を無駄にしてしまうことのないように、たとえ少しでも何か収穫を得ることができる練習を心がけたいものです。

でも・・・

人間、そんなに毎回毎回真剣に取り組むことなんてできないっ!

ですよね^^;

私もよくあります。
練習していても他のことが気になって、心ここにあらずで指だけが動いている・・・

そんな時には・・・

スパッ!っと練習をやめて、その気になることの方をやります(笑)

いくら自分が集中できる時間帯であっても集中できないときはできないんです。
そんな時は無理に練習していても、何も身についていないことがとてもよく分かります。
他のことをした方が、よっぽど時間が有意義です。

そして、次の日。
少しだけ反省^^;

 

本番のステージでは

本番のステージ。
やはり緊張しますよね。

緊張したらどうしますか?
手のひらに ”人” という字を書いて飲み込む(笑)
大きく深呼吸する。

こういったことも、人それぞれ落ち着くルーティーンのようなものがあると思います。
自分に合った緊張を和らげる何かを見つけてみるのもいいですね。

でも・・・

やっぱり一番は、日頃の練習の仕方が一番大きく左右されると私は思っています。

ステージに出る前に、心の中でこんな風につぶやいてみます。

「やれるだけのことはやった。いつも通りやれば大丈夫!」

「いつも通りやれば大丈夫!」
よくよく考えてみるとこの言葉は、緊張している人を励ますのに声掛けしたことがあるのではないでしょうか。

それを自分自身に投げかけてみるのです。
「いつも通り!」

いつも通り=普段、練習してきた通り=ステージの上でだけ上手くやることなんて不可能=やはり普段の練習がいかに大切であるかが分かりますよね。

ステージの演奏は誰でも緊張します。
でも、”普段、練習してきたこと” に自信があればその緊張は程よい心地よさになり、本当によっぽどのことがない限り、大きなミスを招くこともないと思います。

ところが・・・

普段の練習に自信を持ってステージに臨んだとしても、ミスをしてしまった。
しかも練習の時には難なくスムーズに弾けていたところを・・・

こんな経験をされた方も多いのではないかと思います。
とてもショックですよね。
私も何度もあります。

こういったミスは、練習で始めから特に気をつけなくても難なく弾けていている箇所であることが多いと思います。
私が思うに、自分が苦手とする箇所というのは指使いであったりフレーズの作りこみであったり、あらゆる角度から練習を重ね、弾きやすくなるまでよく練習するのでその練習過程が脳に刻みこまれます。
でも、そんなに練習をしなくても難なく弾けてしまう箇所というのは脳にさほど記憶されておらず、それがステージ上で緊張することによって脳が誤作動を起こし、急に頭の中が真っ白になってしまい音が分からなくなってしまう、指がいつもと違う動きをしてしまうといったミスを招いてしまうのではないでしょうか。

そう考えたら難なく弾けている箇所でも苦手とする箇所と同じように指使いの確認であったり、フレーズを確認したりという練習はとても重要なことのように思います。

 

最後に・・・

”ピアノの演奏中、曲のことだけに集中するには”

私自身は練習の仕方に大きく関わってくるものだと思っています。
それでも自分では良いと思って臨んだことでも、生身の人間がすることです。
思わぬことになってしまうことだって十分あり得ます。

でもそれを嘆くのではなく、次に生かすための教えだと前向きに捉えてまた一から練習に励む。
その積み重ねが大切なことだと思います。

そしてその繰り返しがまた楽しかったりもします。

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