ピアノを練習する時間はどれくらいしたら良いのか? 上達する練習の仕方とは?

こんにちは♪

ピアノの練習時間。
”最低でも○時間は練習しないといけない” というのをよく耳にしたりすると思いますが、実際のところ本当はどれくらいの時間練習したら良いのでしょうか。

確かにたくさんの時間練習すればピアノはどんどん上達していきます。
でも、それには練習の仕方や時間の使い方にも深く関係してくると思います。

練習時間の長さよりも練習の仕方や時間の使い方を工夫する

とても極端な言い方かもしれませんが、何も考えないで一曲の初めから最後までをただ30分何回も弾き続けるより、弾きにくい箇所など何か目標を決めてそこの部分だけを15分練習した方が上達すると思います。

また、いつ練習するかは生活スタイルや集中できる時間帯など人によって様々なので、自分に合った練習時間帯を決めるということと、練習と練習の間隔はあまり長くない方が良いと思います。

これも極端な言い方になってしまいますが、例えば週末の土曜日に1時間、日曜日に1時間まとめて長い時間練習するよりも毎日15分ずつ練習した方が良いということです。

どのように練習しているか

例えば、同じ30分の練習をしたとしても・・・

「今日は、ここの弾きにくい部分を弾けるようになるまでがんばってみよう。」とか「ここは指使いがまだできていないところだから、ここの指使いができるようになるまでがんばってみよう。」などと、何か目標を決めて練習した場合、この30分はとても充実した30分になります。

ところが・・・

これは良くない練習の仕方なのですが、いわゆる ”通し弾き” というもので、曲の初めから最後までを何回も繰り返して弾くものです。
弾きにくいところで何回もつまずき、つまずいてもそのまま先へ進み最後まで弾いてしまう。

そしてまた曲の初めから弾き始め、また先ほどと同じところでつまずき、そのまま最後まで弾いての繰り返し。
これではつまづいてしまう箇所が何も改善されておらず、30分練習していたといってもあまり意味のない30分になってしまいます。

これは私が個人的に思うことなのですが、弾きにくいところが数か所ある状態で ”通し弾き” を繰り返していると、”自分はピアノにむいていないのではないか” という錯覚に陥ってしまうのではないでしょうか。

本当はつまづくことなく最後まで弾くことができるのに、練習の仕方が良くないために上手く弾けていないというのはとても残念なことです。

「お母さんと30分はピアノの練習をするように約束している。」
などと、生徒さんから聞くことがよくあります。

練習の習慣づけをするのに約束をしたり、計画を立てたりすることはとても良いことだと思います。
そして、練習するときには必ず何か目標を決めて練習しているのであれば、約束の30分は自然と延長され、成長と共にお母さんとの約束がなくても自分からピアノに向かうようになるでしょう。

練習の前に目標を決めて一つずつ達成していく

お母さんとの約束で30分練習すると約束をしていても、前述したように練習の仕方が良くないとなかなか上達することができません。

お子さんが家でピアノの練習をしているときに、聴こえてくる音に少しだけ耳を傾けてみてください。
”曲の初めから最後までを何度も通して弾いていて、同じところで何度もつまづいている”
このように聴こえてきたら、練習の仕方が良くないと思います。

つまづいてしまうのには何らかの原因があります。
音の読み間違いをしていないか、その音は正しい指使いで弾けているか、鍵盤の位置(弾く場所)を間違えていないか、リズムは正しくとれているか、フレーズが適切にとれているか・・・

様々な原因が考えられますが、もしかしたらそこの箇所はすでに先生に気をつけるようにアドバイスをもらっていて、それを見落としているかもしれません。

このような場合は「30分は練習するようにする。」といった時間での約束ではなく「この箇所だけを練習する。」という具合に目標を作って達成するといった約束の仕方の方が良いと思います。

その場合、「ここと、ここと、それからここも。」という風にいくつも挙げてしまいたくなりますが、始めのうちは1か所か2か所くらいの少なめにしておいて、とにかく ”達成感を味わう” ということに重点をおくようにします。

”練習” というのは、たとえ少しでも何かしら収穫を得ることがあって初めて ”練習” と言うのだと思います。

たとえ練習の時間は短くても目標にしたところができるようになったのであれば、それは何時間も間違った練習をして何も収穫がないよりもずっと効果があると思います。

もしも目標にしたところがその日達成できなかった場合は、根気よく練習を続けないと達成できないような箇所なので、できるようになるまで根気よく練習するように励ましてあげます。

このようにして、一つずつ達成していくことを重ねていくうちにだんだん自信をつけて練習の仕方も上手くなっていき、できるようになることが分かると練習の時間も自然と増えていくと思います。

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練習の仕方が分からない

前述したようにピアノの練習は目標を決めることが大切です。
ただ、そのようにしてもなかなか弾けるようにならない場合は、もっと根深いところに原因があるかもしれません。

私の教室に通う小学生の中学年の生徒さんでこんな子がいました。

小学生の中学年ということはもう譜面に書かれた音を読むこともできるし、ある程度のリズムをとることもできます。

なのに毎週のレッスンでアドバイスすることは、音の読み間違いや、指使いなどいつも同じことを言うことの繰り返しで一曲一曲がなかなか仕上がるまでに至りません。

それでも家ではできない日もあるけれど練習はしていると言います。
ゆっくりなペースではあるけれど、何度も何度も同じことの繰り返しの中一曲が仕上がると私も内心ホッとした気分になります。

でも、ちょっと疑問に思うことがあります。
レッスンで私と一緒に練習するとできるようになるのですが、それを家で一週間キープすることができないのです。

ある日のレッスンで聞いてみました。

「お家ではどんなことに気をつけながら練習している?」

「・・・」

返答することができません。

「先生が楽譜に印をつけたところは気をつけるようにしている?」

自信がなさそうに「うん・・・」と返答が返ってきました。

「じゃあ、印がついているところに気をつけながらもう一度弾いてみようか。」

本人は気をつけようと努力はしていると思うのですが、音の読み間違いを気をつけると指使いを間違えてしまう。
今度は指使いも気をつけようとすると音を間違えてしまいます。

前回のレッスンで一緒に練習して弾けるようになっていたところが、一週間でまた弾けなくなってしまっているのです。

彼女は五線に書かれた音を聞かれれば正しく答えることはできるが、いざ楽譜に書かれた音を読むときにはなんとなく指使いと連動させて読んでしまっている・・・
”何の音を何番の指で弾く” という風には解釈していなくて、”右手の2番と書いてあればそれが五線に何の音で書いてあってもレの音” と解釈してしまっている。

せっかくレッスンで一緒に練習してできるようになっても、家で間違った解釈のもとに練習をしてしまったら、弾けなくなってしまうのは当然です。
きっと頭の中は混乱状態です。

家での練習はしているものの、合っているのか間違っているのか・・・
ただ漠然とピアノを弾いている様子が目に浮かぶようでした。

このように五線に書いてある音を落ち着いて読めば読むことができるのに、いざ楽譜に向かうと楽譜に書いてある指番号だけを見て違った音を弾いてしまうケースはよくあることだと思います。

そこで彼女にはもっと細かいレッスンを心がけてみました。

一つ一つを丁寧に練習すること

一つ一つを丁寧に練習するとても細かいレッスン内容ですが、彼女の中できちんと整理できるようにじっくりと時間をかけてみました。


一週目のレッスン

①右手の音読み。
②右手をドレミで歌いながら弾いてみる。

②でつまずいたら①にもどり、①と②を繰り返す。
根気のいる練習ですが、五線に書かれた音を声に出して読む練習に時間をかけるようにすることによって、音の読み間違いがグッと減ります。
音の読み間違いがなくなってきたら、今度は指使いにも気をつけて弾くようにします。

ここまでを一緒にレッスンして、この練習だけを家でも同じように練習するように課題とします。

【ポイント】
五線に書かれた音を読むことに慣れていない子の場合は、この練習はとても苦痛なことです。
そのことを理解してあげることと、1回目よりも2回目に読んだときの方が間違えた数が少なくなったら、その都度褒めてあげること。

とにかく自信をつけさせてあげることが大切です。
始めは間違えて読んでしまう音が多くても、何度も読んでいるうちに必ず読めるようになります。
そして、どれだけの日数がかかっても、迷わずに読めるようになるまで温かく見守って、応援してあげることが大切です。

二週目のレッスン

前回①と②のおさらい。
③左手の音読み。
④左手をドレミで歌いながら弾いてみる。

右手の時と同じく、③と④を一緒にレッスンし、①~④をこの週の課題とします。

三週目のレッスン

前回①~④のおさらい。
⑤右手を1234(4拍子の場合)と、数えながら弾いてみる。
⑥左手を1234(4拍子の場合)と、数えながら弾いてみる。

①~④の段階でほぼ正しいリズムがとれていれば問題ないのですが、数えながら弾くことによって正しいリズムを定着することを目指します。
私は、声に出して数えながら弾く練習は全ての生徒さんに課題として出しています。

どうしてもとることができない難しいリズムの場合は、声に出して数えながらリズムうちをして、まずリズムのみに集中します。
それから弾くようにすると理解しやすいと思います。

四週目のレッスン
⑦1234(4拍子の場合)と、数えながら両手で弾いてみる。
①~⑥が迷うことなくできるようになれば、両手の練習はスムーズにいくはずです。

五週目のレッスン
⑦でつまづくところがあれば、②や④に戻ってみる。
リズムがとりずらい場合は⑤や⑥に戻ってみる。
指使いが上手くできない場合は、そこの部分だけを何度も練習してみる。
余裕が出てきたらフレーズや強弱などにも注意するようにしてみる。

各週に出す課題は本当に少ない量で、両手で弾けるようになるまでに五週もの期間をかけていて、とてもとてもゆっくりなペースです。
彼女の場合、一度にたくさんのことをするのではなく一つのことを丁寧に練習し、それができたらまた一つのことをといった具合に一つ一つ積み重ねていくことによって、彼女の中でごちゃごちゃになっていた音や指使いがきちんと整理され、一曲をきちんと仕上げることができました。

これはとても根気のいる練習でしたが、その先も同じように練習することを続けていくにつれて、練習の仕方を覚え、今まで一週目にやっていた①、②と二週目にやっていた③、④の課題を一週目で①~④とできるようになり、さらには①~⑥までを一週目でできるようになり、一週間でできることの量がだんだん増えていきました。

五線とその五線に書かれた音の位置関係を瞬時に理解できる子もいれば、理解できるまでに時間がかかる子もいます。
音を読むことが苦手な子でも、①や③のような音読みの練習は時間がかかっても反復練習することによって、だんだんできるようになっていきます。

どうしたら良いのか分からなかったことや、違った解釈をしてしまっていたことなどを時間をかけて解決することによって、彼女自身も楽になりピアノの練習が楽しくなったようです。

始めは本当に時間がかかりますが、これから先のことを考えるとこれは無駄な時間ではなかったように思います。

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時間の使い方

人間の記憶が日にちが経つとともに薄れていくのと同じ考え方です。
練習と練習の間の時間は短い方が良く、ピアノの練習は毎日した方が良いと言われるのはそこから来ているのだと思います。

とは言っても、学校の宿題に習い事に、お友達とも遊びたい・・・
忙しいスケジュールの中でも上手く練習の時間を作って、なるべく毎日ピアノに向かうことを習慣づけられるようにするのが望ましいことです。

たくさんの時間練習すれば良い訳ではないことは先ほどお話しした通りです。
どんなことにも共通することだと思いますが、計画を立てる時には無理のないようにすることが大切です。

まずはなるべく毎日ピアノに向かうことができる時間を作るようにします。
その日の気分によってはピアノに向かいたくない時だってあるでしょう。
そんな時には思い切って練習をしない日があってもいいと思います。

練習の時間はいきなり長い時間を言われても大人の私でも嫌です。
練習の目標を決めて練習し、それができたらたとえ短い時間であっても良しとします。
それを続けているうちに達成感を何度も味わい、練習がおもしろくなってくるとピアノに向かう時間は自然と長くなるものです。

そう!
この ”自然と長くなる” というのが理想だと思います。

最後に・・・

ピアノを習っているのであれば、教則本などは早いペースで進め、たくさんの曲を弾いて、などということも耳にしたことがあるかと思います。

よく「○○ちゃんはバイエルの○番をやっていて・・・」という会話を耳にしたりしますが、私はその基準は何?バイエルの90番を練習していたら50番を練習している子よりも進んでいるの?と、思ってしまいます。
確かに番号だけで言えば50番よりも90番の方が進んでいますが(笑)

大切なのはよく理解して、一曲一曲を丁寧に仕上げること。

それには、目標を決めて練習することや時間の使い方の工夫をすること。
それを生徒自分一人の力で出来るようにするには、つまづいている部分(理解できていないこと)を早い段階で見つけ、早い段階で解決してあげるのが大切なことだと思っています。

そのために、時には分かる所まで戻ることも必要になってくる場合もあります。
戻ることによってその先のピアノの練習が楽しくスムーズになるのであれば、これはとても貴重な時間です。

結果、戻らずに無理に進んでしまった場合よりもはるかに進んでいくことが期待されると思います。

【追記 2019年5月8日】
練習に関する記事を新たに更新しました。
ピアノを使わずに練習する方法
子どもにだってできる! 効率の良い時間の過ごし方

ピアノを練習する時間はどれくらいしたら良いのか? 上達する練習の仕方とは?” に対して10件のコメントがあります。

  1. マチルダ より:

    こんにちは。大人になって30数年振りにピアノを再開しました。
    とても初歩的なことをお尋ねするようで、恐縮なんですが。
    1)音読みというのは、楽譜を見てドレミを理解する(←ピアノは弾かない、声には出さなくても良い)?
      ちなみに、シャープやフラットがついた場合でもそのままドレミで良いのですよね?(←初心者の場合です。専門の方は、フィスとかゲスとか、言われるようですが。)
    2)ドレミを歌いながら弾く、というのはメロディーのみ?和音の時は?(早口でドミソ〜と言う?)
    3)数えながら弾く、というのは、1、2、3、4と自分で声に出しながら拍子を取り、同時に右手はメロディーを弾く?
    ・・・すみませんが、もう少し具体的に説明して頂けるとありがたく存じます。 

    1. pianodiary より:

      マチルダさん、こんにちは。

      1)おっしゃる通り、音読みは楽譜を見てドレミを理解することです。
      ピアノに向かいながらだと音を読むことに集中できないので、ピアノから離れてじっくりと音を読むことに集中します。
      大人の方の場合、声に出さなくてもいいと思いますが、声に出した方が脳に記憶されやすいような気がします。
      「ド」と「ド♯」は全く別の音なので、記号が何もついていない音は「ド」と読んで、例えば♯がついている音であれば「ドのシャープ」と読むことによって、頭の中が整理されやすくなり、記号の付け忘れがなくなると思います。

      2)ドレミで歌いながら弾くというのは、1)の音読みした音と鍵盤で弾いて聴こえてくる音をきちんと一致させるという目的で有効な練習だと思います。
      そして、メロディーをドレミで歌いながら弾くことは適切なフレーズ感を養うのにもとても良い練習だと思います。(フレーズについては、こちらの記事の中で書いていますので参考にしてみてくださいね。https://piano-diary.com/2017/12/hatobade-leila-fletcher/)
      もしメロディに和音が出てきていたら、和音の中にメロディーの音が含まれていると思いますので、その音を歌うようにすると和音で弾いた時にメロディーの音が際立って聴こえるようになると思います。
      例えば左手の伴奏が和音の場合は、1)の音読みをした後、「ドミソ」と声に出して読んでからドとミとソの音を弾くようにするといいと思います。
      この時に大切なのは、鍵盤のドとミとソの上に正しい指を置いてから弾くようにするということです。
      生徒さんを見ていると、音は読めていても ”指の準備” ができていないため違った音を弾いてしまうということが多いです。
      また、指の準備ができていないと3つの音を均一に弾くことも難しいです。
      伴奏の和音できれいなハーモニーを奏でるには均一さが大切です。
      和音を弾く時には、①音を読む ②鍵盤の上に指を準備する ③3つの指の力を均一にするように意識して弾く
      ①②③の順番を心がけてみてください。

      3)声に出して数えながら弾く
      おっしゃる通り、声に出して数えながら拍子をとりながら右手のメロディーを弾きます。
      これは、簡単なようでけっこう難しかったりします。
      例えば4拍子の曲で、二分音符で2拍のばした後に2拍休みの2分休符があったとします。
      自分ではなんとなくできているようでも、二分音符を2拍よりも長くのばしてしまっているといったことがよくあります。
      声に出して数えることによって、”この音を何拍をのばすのか” だったり、”3拍目と4拍目は音が鳴っていてはいけない”などといったことに注意を向けることができます。
      また、”拍子を数えている数字の上にいくつの音が入るのか” など、リズムを正しくとるのにも有効な練習方法だと思います。
      数えながらの練習は、慣れるまで楽譜の各小節に1234を書き込むのもお勧めです。

      マチルダさん
      大人になってからのピアノの再開。
      お忙しい時間の中でピアノの練習の時間を作る。
      素晴らしいことですね!
      マチルダさんのペースで、素敵な音楽を楽しんでください♪
      そして、練習がんばってください。
      応援しています(^v^)

      1. マチルダ より:

        丁寧な説明をありがとうございます。
        どういう風にやればいいのか、よくわかりました。
        個人的には、拍子を取りながら弾く、というのが一番むずかしそう・・・

        今後、取り上げて欲しいテーマなんですが、演奏中には何を考えて弾くのか、と言うよりも、考えないで曲に集中するにはどうしたら良いのか、です。
        ある程度弾けるようになってくると(暗譜もそこそこできてくるようになると)、
        余計なことを考えてしまうんですね。弾きながら、〇〇さんにメールをしなくちゃ、とか、〇〇までに〇〇をしなくちゃ、とか。そういうのを考えた途端、ミスするんですね。どうしたらいいのでしょうか・・・お時間のある時に取り上げてくださると嬉しいです。

        1. pianodiary より:

          マチルダさん、こんばんは。

          拍子は演奏する上で重要なものなので、自分で拍子を数えながら弾く練習はとても良いと思います。
          始めのうちは上手くいかなくても、根気よく続けてみてくださいね。

          ”考えないで曲に集中するには”
          なるほど。
          私も自分の練習をしている時にそうなる時があります。
          おやつ食べたいなぁ~とか(笑)

          近々、記事にしようと思います。
          ありがとうございます(^v^)

  2. 音色 より:

    素晴らしい記事だなと思いました。

    娘は先生について「楽しむピアノ」をしていますが上達しません。通し弾きをしているからなんですね。
    私自身もピアノを独学で少しだけ楽しんでいますが(買ったピアノがもったいないので)私も通し弾きだからなかなか上手く弾けないのだと思いました。
    苦手な部分だけを15分練習するのは気持ちがなかなか向かないですが今日からやってみます。
    娘にもこの記事を読ませます。

    私は音符が読めなくてすぐに暗譜してしまいます。知っている曲の楽譜を買って弾いているので知らない曲は弾けません。
    でも、ピアノの音が大好きです。

    とても素晴らしい記事に出会えてコメントせずにいれませんでした。
    ありがとうございます

    1. pianodiary より:

      音色さん
      はじめまして(^v^)
      コメントをありがとうございます。

      どんな曲を練習していても弾きにくい箇所というのは必ずと言っていいほどありますよね。
      弾きにくいのには必ず何か原因があります。
      その原因を1つ1つ探り、他の箇所よりも丁寧に時間をかけた結果、弾きやすくなった時の喜びは大きく、その喜びを味わうとピアノの練習はもっともっと楽しくなると思います。
      弾きにくい箇所によっては辛いこともあるかもしれません。
      そんな時は1日とか2日とか短い期間でなんとかしようと思わず、今日できなかったらまた明日、それでもできなかったらまた次の日、1週間、2週間・・・
      焦らないことが大切です。
      お母さんと娘さん、親子でピアノをやっているなんて素敵なことですね♡
      遠くからですが応援しています!
      娘さんにもよろしくお伝えください。

  3. 中年からのピアノ弾き より:

    疑問に思っていることを検索していたら、先生の記事が目に留まりました。
    4つの曲をメドレーにした自作作品と2つの曲を連続して弾く作品の発表会に向けた練習をしています。
    8割程度できていて、それぞれチョットずつ出来ないところがあります。
    それぞれ、時間配分してポイントを決めて練習していればそのうち仕上がるだろうと続けていました。
    でも、その日の目標を決めてそれをクリアしていくことを習慣にするという指摘が腹に落ちました。6つの曲の配分もいいけれど、1曲の仕上げに徹するのが迫力あると思いました。
    ブログをこれからも読ませていただきます。

    1. pianodiary より:

      はじめまして。

      コメントありがとうございます。
      8割程度できている。
      あと残りの2割、チョットずつ出来ないところ。
      ここからが本当の ”練習” だと思います。
      出来ないところの原因を試行錯誤するのは大変なことですが、できるようになった時の喜びは大きく、これはその過程を経験した人にしか味わうことができない貴重な宝物だと思います。

      発表会。
      がんばってくださいね!
      応援しています(^v^)

      1. 中年からのピアノ弾き より:

        2割を仕上げて、それを経験した人にしか味わえない大事なものを手に入れにいきます。
        ありがとうございます。

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