五線に書かれた音と鍵盤の位置の関連付け ~真ん中のドはとても大切!~

こんにちは♪

ピアノの練習をする時には五線に書かれた音符を読んで、その音を鍵盤で弾きます。
とても当たり前のことなのですが。

では、その鍵盤のどこの場所を弾いたらいいのか。
いつも正しい場所に手を置くことができているでしょうか。

これはピアノを練習していく上で一番基本となることなのですが、私の教室に通う生徒さんの中にもこれがなかなか習慣づいていない子が多いです。

五線に書かれた音符と鍵盤の位置を関連付けるということは、簡単なようでいてそれが難しく感じてしまう子も少なくありません。

 

まずは、真ん中のドから

ピアノの発表会やコンクールなどを見に行くと、実際に弾く場所よりも1オクターブ高く、もしくは低く鍵盤の弾く場所を間違えて弾いてしまっている子をたまに見かけます。
これは幼児や小学低学年など、まだ使う鍵盤の数が少ない場合に多くみられると思います。

小さい子の場合、大人と違ってピアノの椅子が置いてある位置や椅子の高さなど気にしないです。
ステージ上に置いてある椅子の位置が、微妙にいつも座っている位置よりも右寄りだったり左寄りだったりしても、自分から見て一番弾きやすい所に手を置いて弾いてしまうのだと思います。

それはそれで、かわいらしいんですけどね♡

でも、この先ずっとピアノを練習していく上で基本となることなので、ピアノの椅子が置かれた位置を基準にして弾くのではなく、鍵盤を見て正しい場所に手を置く習慣をつけていきたいですね。

まずは、真ん中のドから。

88鍵もの数があるピアノの鍵盤。
その中心となる真ん中のド。

譜面で言うとこの真ん中のドは、ト音記号であれば五線の下に加線を1本加えて書き、ヘ音記号であれば五線の上に加線を1本加えて書きます。

この真ん中のドはピアノの鍵盤のどこを弾いたらいいのでしょうか。

体が小さい子どもから見たピアノの鍵盤というのは、大人の私たちが見るよりもとてもたくさんの鍵盤の数に見えていると思います。

右手でピース(じゃんけんのチョキ)を作って、二つある黒鍵にのせ、親指を開放した時にドの音の場所に親指が自然とのっていると思います。

 

そして二つの黒鍵は全部で7つあり、真ん中のドがある二つの黒鍵は鍵盤の一番右端から数えても一番左端から数えても4つ目に当たります。
いろいろな覚え方があると思いますが、このように黒鍵を基準にした覚え方は子どもにとって理解しやすいのではないかと思います。

でも、中にはそれが覚えにくいタイプの子もいます。
そういった場合には・・・

グランドピアノの場合、蓋に書かれているメーカー名は真ん中のドに一番近い場所に書かれているので、それを目安に覚えるのもいいかとは思いますが、これは応急処置的な覚え方だと思います。
やはり、成長していく様子を見ながらきちんと鍵盤の数を把握して真ん中のドを覚えることができるようにしてくのが望ましいですね。

 

鍵盤と親しくなる

幼児期。
年少さん、年中さん、年長さんの差はとても大きいです。
また同じ年少さんでも3月生まれと4月生まれの子とでは大きな差を感じることも少なくありません。

保育園や幼稚園での生活など、うちの子は大丈夫なのかしら・・・
と、心配される親御さんも多いのではないでしょうか。

幼児期に限らず、小学生になっても何かしら心配されていることがあると思います。

でもこれは大抵何かの基準があって、その基準と比較してしまい、このような心配につながっていることが多いように思います。
基準はあくまでも基準であって、それと比較して優劣が決まるわけではありません。

どんなこともマニュアル通りに成長していくことなんて絶対にありえません。
お子さんにはお子さんのペースがあって、大切なのは基準と比べるのではなくお子さんの成長を見守る、お子さん自身の成長を喜ぶということだと思います。

あ、すいません。
なんだか話がそれていってしまい、少々熱く語ってしまいました^^;

でも、本当。
そうだと思います。

ピアノの二つの黒鍵を数え、真ん中のドがすぐに理解できなくても焦る必要は全くなく、前述したように、理解できるようになるまでには応急処置的な覚え方で十分だと思います。

きちんと理解できるようになる時期が来るまでの間は、鍵盤を使ったいろいろな遊びの中で鍵盤の数に対する感覚を養っていくといいと思います。

例えば・・・

【白い鍵盤が全部でいくつあるのか数えてみる】
もし10までしか数えることができなければ、その先の11からも数えられるように、その先の21からも数えられるようにと、これは数を数える訓練にもなります。

【全部の鍵盤を数えてみる】
白い鍵盤を数えた後に、黒い鍵盤を数えてもいいですし、慣れてきたら半音階の順番に数えてみるのもいいですね。
また、「白、黒、白、白・・・」と鍵盤の色を言いながら半音階を弾いていくことによって、白鍵と黒鍵の構造が理解できていくと思います。

【黒い鍵盤の上に指を置いてみる】
右手でピース(じゃんけんのチョキ)を作って二つある黒鍵にのせます。
その次は指を3本にして三つある黒鍵にのせます。

高い所から低いところまで順番に黒鍵のみを「3、2、3、2・・・」と言いながら押さえていきます。
今度は、低い所から高い所まで。
その次は左手でもやってみる。
幼児の場合、指で3と2を交互に作る動作はとてもぎこちないです。
交互に黒鍵にのせることが難しい場合は、まず3と2を交互に作る動作のみをやるだけでも指を動かす運動となり、とても良いと思います。

【いろんな高さのドの音を弾いてみる】
いろんな高さのドの音を弾いて耳で聴くことによって、真ん中のドの音の高さを耳でも覚えられるようにします。
いろんな高さのドの音を子どもに弾かせてもいいですし、「真ん中のドの音が聴こえたら ”真ん中のド”と、大きな声で教えてね。」と大人がいろんな高さのドの音を弾いてあげるのも楽しいですね。

鍵盤を使った遊びはこの他にもいろいろ工夫ができそうです。
88鍵盤、全ての鍵盤を使うので椅子には座らずにするといいと思います。

 

最後に・・・

譜面に書かれた音と鍵盤の位置の関連付けは、曖昧なまま進んでしまうと譜読みが困難になっていってしまう原因の一つになると思います。

まだピアノを習いたての小さな幼児の子を基準としてお話ししてきましたが、小学生の子でも中学生の子でも真ん中のドがなんとなくよく分からない状態で練習しているのであれば、この機会にもう一度覚えなおすことをお勧めします。

そして譜面に書いてある音を、いつも真ん中のドの音を中心に考えて譜読みをするように心がけると、譜面に書いてある音と鍵盤の位置がきちんと関連付けられて、譜読みが今までよりもスムーズになっていくと思います。

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