脳の活性化を意識した楽しい会話

こんにちは♪

10月に入り、季節は秋本番ですね。
子どもたちはというと学校行事の運動会も終わり、今度は秋の遠足に心躍らせています。

ピアノ教室と言うとピアノに関することしか課題を出さないと思いますが、子どもたちの負担にならない程度でピアノ以外のことも課題に出すと会話もはずみ結構楽しいです。
その一つとして子どもたちが楽しみにしている遠足はもってこいの材料で、遠足が近づくとよく子どもたちに ”遠足の課題” を出したりしています。

今日はそんなお話です。

 

 みんな楽しみ、遠足

子どもの頃、遠足というと前の晩なかなか眠れずとても楽しみにしていた記憶があります。
楽しみにしすぎて熱を出してしまい、行かれなかったことも^^;

時代と共にいろいろなことが進化してきている中、子どもが遠足を楽しみにする気持ちは昔も今もかわらないですね。

楽しみにしていることなので、みんな遠足の話になるととても積極的に話をしてくれます。
幼稚園や保育園の子だと、近くの公園のようなところまでみんなで歩いて行ったり、卒園間近の最後の遠足になるとバスに乗って水族館や動物園などに。
小学生になると1年、2年の低学年は外遊び中心の大きな公園や広場だったり水族館、動物園などが多いですね。
3年から6年にかけては、野外博物館や科学館、工場見学などよく聞きます。

 

ピアノの練習は脳の活性化につながる

ここで少し話がそれますが・・・

子どもがおけいこ事にピアノを選ぶ理由は様々ですが ”ピアノが好きだから” という理由の他に ”脳の発達のために良いから” という理由で習っている子もいるのではないでしょうか。
これは子どもがそう思うのではなく、お父さん、お母さんの意見だと思いますが^^;

確かに脳のあらゆるところを使っています。

ピアノで一つの曲を演奏をするようになるまでには、
譜面を見る、音を読む、指使いを見る、アーティキュレーション、フレーズを考える、強弱をつける、ペダルを入れる、音のバランスを聴く、暗譜する・・・
ざっと思い浮かべたものですが、その他にもまだまだたくさんのことがあります。

各動作ごとに脳のどんな所を使っているのかということを突き詰めていくと、これまた面白いです。
また、それを知ることによって自分の練習や生徒さんのレッスンに役立つことがあります。

 

 遠足の課題

じゃあ遠足の課題って何?
それとピアノって何の関係があるの?
と、思われますよね。

すいません、直接関係はありません。

でも、日常生活の中でも積極的に ”記憶する” ”思い出す” ということは脳にとても良いとされていることは、ご存じの方も多いのではないでしょうか。
それがレッスンではなく楽しい話題であってもたまにはいいんじゃないかなと思います。

 

「今度の遠足はどこへ行くの?」
「水族館だよ~」

「へぇ~ いいなぁ~、遠足って何持ってくの?」
「え~っと、お弁当でしょ。それから水筒と、ビニール袋と・・・」

「それだけ?」
「あと何だっけ・・・あっ、筆記用具。」

「お弁当食べる時って、どこで食べるの?」
「あっ、外で食べるから敷物もいるんだった!」

これだけでも、脳を使って”思い出す” ということをしています。

 

そして ”記憶する”ということ。

「水族館ってどんな生き物がいるの?」
「イルカでしょ、それからペンギン、ラッコとか!」

「そうだね、楽しみたね。先生もペンギンとか大好き。でも、もっといろんな珍しい生き物もいたりするんじゃないのかな。」
「珍しい?」

「そう。珍しい生き物。遠足に行ったら先生が聞いたことないような珍しい生き物を探してきて教えて!そうだな~・・・10個(^v^)」
「えぇぇ~10個も~???」

と、言いながらも子どもはとても嬉しそうです。

「がんばって覚えてきてね。楽しみにしているよ~」と、”遠足の課題” を出すのです。

そうすると遠足に行った後のレッスンで、10個の珍しい生き物を報告してくれます。
これは動物園でも応用できます^^;
課題は10個なのに、15個、20個と覚えてくる子もいて、中にはその生き物の特徴まで丁寧に説明してくれたりします。

 

楽しい話をしながら脳を活性化させる、そして自分から話せる子に

”記憶すること” や ”思い出す” ということの他に、それを ”自分の言葉にして話をする” ということは更に脳の活性化につながっていくのだと思います。

ピアノのレッスンだけでなく、生徒さんと楽しい話をすることはコミュニケーションをとる上で大切なことです。
そこで、せっかく話をするのであれば・・・と思ったのです。

レッスンでは当たり前ですが私の方が話すことが多いので、楽しい会話はなるべく生徒さんの方が多く話せるように。
話すことが苦手な子でも、覚えてきたものを言うのであれば恥ずかしながらでも話してくれます。
また、こうして話をしているうちに、口数が少なかったのがだんだん自分から話をしてくれるようになった子もいます。

今日は ”遠足” を例にお話ししましたが、その他にも ”今日の給食なんだった?”、 ”今度やるお遊戯会のお話しにはどんな役があるの?” とか、もう少し先になれば ”冬休みの宿題は何があるの?” などどんなものを例にとっても良く、脳がまだまだ未完成で発達の段階にある子どもは、このような機会が多ければ多いほど脳がどんどん活性化されていって、自分から積極的に話すことができるような子になっていくのだと思います。

 

子どもたちとの楽しい話はずっとしていたいのですが・・・
ピアノのレッスンもきちんとやらないといけませんね^^;

レッスンの中では、教則本や様々な曲の他にほとんどすべての子に音階の課題を出していて、1オクターブの12個の長音階と12個の短音階をすべて弾けるようにしています。
弾けるようになるまでにかなりの個人差はあるものの、大抵の子は最終的には調の名前と調子記号の数すべてを暗記して言えるようになっていきます。

音階の練習はピアノを弾くにあたって必須のものだと思いますが、進み具合や理解度によっては24個もの調を習得する必要があるのかと思うところもあります。
でもそこに生かすことができなくても、24個の異なるすべての音階を記憶するということはかなりの脳の活性化につながると思い実践しています。

音階の練習に関することはこちらで詳しくお話しさせていただいています。

ピアノの練習に音階の練習は必要か ~その1 音階練習の仕方~
ピアノの練習に音階の練習は必要か ~その2 音階練習の活用法と音階を覚えることのメリット~

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